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トノグドラフォン~その圧倒的な強さについて~

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発案者はごましお。本人いわくガチ勢ではないらしい。

トノグドラ、というか雨パにウルガモスではなくモルフォンを入れた構築。

モルフォンは雨パの弱点であるユキノオーに強く、モルフォンの苦手な炎、岩を雨パで対処することを目的としている。ウルガモスでもできる。

いや、決して劣化であると切り捨てることのできない高いポテンシャルを秘めたポケモンである。

ウルガモス

85-60-65-135-105-100

モルフォン

70-65-60-90-75-90

圧倒的種族値差を埋めるため差別化を図る。

必然的に技は

ちょうのまい

・バトンタッチ

・金縛り

・攻撃技(むしのさざめき等)

となる。

雨下でウルガモスが水技を受けてしまうと落ちるか、少なくともかなりのダメージ、を受けてしまう。

ちょうのまいを積んだところで一撃技(スイクン絶対零度など)で落とされる危険性もなくはない。

そこでモルフォンである。

モルフォイであれば水技は効果抜群ではないため耐える可能性があるのではないか?

また、絶対零度等の命中率はわずか30%であり、一度かわした後は金縛りで封じてしまえばよい。

ニョロトノがアンコールを覚えること、キングドラも金縛りを覚えることから立ち回り次第で相手が「わるあがき」しかできないという状況も作り出すことが可能である。

また、金縛りを採用することにより、雨パのもう一つの天敵であるラッキーやハピナスを完封することもできる。

<証明>

ラッキー等のダメージ源はどくどく、地球投げである。

前者はモルフォイのタイプが毒であることから効果がない。

後者は金縛りで封じてしまえば問題ない。

したがってちょうのまいを6回積めば突破可能である。

Q.E.D

さらにバトンタッチ。これにより突破が不可能に思われる炎タイプ(ウルガモスシャンデラなど)も突破が可能である。

そう、蝶舞グドラの誕生である。

多少知識のある方なら雨下でのキングドラの恐ろしさはご存じであろう。

水・竜という弱点の少ないタイプ、そして攻撃面においても水+竜という技は半減されることの少ない優秀な組み合わせである。小手先の攻撃では倒せない、そんなものがものすごい速さで上から殴ってくる。

雨パのキングドラというものは単にCSぶっぱではない。雨下での素早さを調整し、その分耐久に振った型も数多く存在する。

だがどんな調整も蝶舞グドラには敵わない。

このパーティにおけるキングドラの振り方としては普通にCSぶっぱにしても良いし、バトンから繋ぎやすいようにB方面に厚く降るのも良い。HC振りのようなヤケモン使用でもまあ良いだろう。

ニョロトノについてもメリットがある。通常の雨パにおいてサポート役、単に雨を降らすだけのような役割が多いが、トノグドラフォイにおいてはバトンから繋いで第二のエースにもなりうる。

トノグドラフォン以外のポケモンであるが、相性補完としてダグトリオが挙げられる。

ダグトリオなら一貫性が出てしまっている電気に強くなれる。晴れパ起動役であるキュウコンを逃がさず狩ることができ、なによりおきみやげを覚える。

気合のタスキを利用し、ステルスロック+おきみやげの2つを決めればマルフォイがちょうのまいを積む機転を作ることができる。

ダグトリオを選出する際はバトン先はニョロトノにした方がよい。

せっかくの雨を利用するため、蝶舞バトンを受けた後雷を連射できるポケモンも相性が良い。

赤鹿の意見だが、風船もちのジバコイル(磁力)などどうであろうか?

ナットレイを逃がさず狩れるし、鋼タイプは竜にも強い。また、マルフォイにはストーンエッジなどが打たれるため半減で余裕をもって登場できる。

あとはあまりにも特殊型が多いため格闘タイプのポケモンを入れればよい。

厨ポケキノガッサでもよいし、高い耐久を生かして安定して戦えるビリジオン、大抵のパーティに圧力をかけられるローブシン等などがお勧めだ。

以上の説明からトノグドラフォイの強さがご理解いただけたと思う。

是非とも実践してその強さを確かめてほしい。

当記事は半分本気、半分ネタの考察である。具体的なダメージ計算が載ってないのはつまりそういうことである。